アンツを長くプレイしていると、いずれ建築物の枯渇に苦しむことになる。つまり、レベルアップできる建築物がなくなりそうになるのだ。蟻塚内の建築物の数は有限であり、かつ、レベル上限が25に決まっている。だから勢いに乗って建築を沢山進めていくと、多くの建築物のレベルが25に到達してしまい、それ以上レベルを上げられなくなる。やがては、すべての建築物のレベルが25に到達すると、それ以上、建築をまったく進めることができない。いわゆるカンスト状態である。
レベルアップ可能な建築物が枯渇しだすと、非常に困ったことが起こる。それは、月曜日のいわゆる建築の日に、戦域リワードを十分に獲得できなくなることことだ。月曜日は、原則として建築物を完成させて初めて戦域ポイントを獲得する。レベルアップ可能な建築物が少ないと、たくさんの建築物をレベルアップすることができないため、戦域ポイントを大きく稼ぐことができない。そのため、戦域ポイントが足りずに、戦域リワード6や戦域リワード9の獲得が難しくなってしまうのだ。
戦域リワードを獲得する主要な目的は、生物残骸を手に入れることである。特に、戦域リワード9には3400個数の生物残骸が含まれるので、日々の戦域戦で戦域リワード9を着実に獲得することが、生物残骸の入手量を大きく左右する。リワード9が取れないと、その日の生物残骸入手量は半減してしまうほどだ。
生物残骸は、重要な進化を進めるために必要なアイテムである。T9アンロック、高級戦闘、そして高級孵化（T10アンロック）には、大量の生物残骸を必要とする。月曜日に戦域リワード9が取れずに生物残骸の入手量が減ると、それだけ進化の進捗が遅れてしまう。つまり、建築物が枯渇すると、結果的に進化が遅れてしまうという問題が起こるのだ。進化が遅れるとそれだけ部隊強化が遅れてしまい、他のプレイヤーの後塵を拝してしまう。何とかそれは避けたいものだ。
なるべく建築物を枯渇させないようにするにはどうすればよいか？結論として、女王レベル25を達成した後、月曜日に戦域リワード9を取れる最低限度の建築物をレベルアップする程度に留めておくのがよい。月曜日の戦域リワード9は、233Mほどの戦域ポイントを獲得すれば達成できる。そこで、233Mを少し超えるぐらいまで戦域ポイントを獲得し、戦域リワード9の達成を確認できたら、それ以上の建築は止めてしまうのだ。
さらに、月曜日以外の曜日には建築物を完成しないようにする。つまり、レベルアップ可能な建築物を、月曜日の戦域ポイント獲得のための材料としてストックしておくのだ。月曜日の建築完成を目指して事前に建築物のレベルアップを開始するのは全然かまわない。ただし建築完成は必ず月曜日にする。こうすることで、レベルアップ可能な建築物の枯渇をできるだけ先延ばしするわけだ。
建築物をレベルアップすると蟻塚を強化できるので、どんどん建築を進めたくなってしまう。しかしその気持ちをぐっと抑えて、女王レベル25達成後は必要最小限の建築物完成に留めておく。こうして、月曜日に戦域リワード9を取れる機会を可能な限り増やすのだ。すべては生物残骸の入手量を最大限にするためである。
それでもやはり、月曜日に戦域リワード9を取り続けると、いずれはすべての建築物を最大レベル25にまでアップしてしまう日が来る。その日をさらに先延ばしするためには、ロストアイランドへの参加が不可欠だ。ロストアイランドでは、特定の建築物（最大13個）を補強することができ、この補強で月曜日に戦域ポイントを獲得することができる。うまく行けば、建築物をまったくレベルアップせずに、補強だけで月曜日に戦域リワード9を獲得することも可能だ。だからロストアイランドのシーズン中は、建築物をあまりレベルアップせずに済み、建築物を節約することができる。45日間という長丁場ではあるが、建築物の枯渇をできるだけ先延ばしにするためにも、ロストアイランドには積極的に参加した方がよいだろう。
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